1月21日(金)、当院の職員1名が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判明しました。1月25日(火)に当該病棟の入院患者様および職員全員にPCR検査を施行したところ、患者様16名、職員4名の陽性が判明しました。患者様については厳密な経過観察を行なっていますが、現時点で明らかに新型コロナウイルス感染症が原因と思われる発熱、咽頭痛、呼吸困難などの症状が出現した方は一人もいません。病棟ではゾーニングを実施するなど可能な限りの感染拡大防止策を講じており、患者様および職員に新たな陽性者は発生していません。最初に陽性が判明した職員は、保健所の指示に基づき、十分な健康観察期間を経て復職しました。他の病棟職員3名も復職日が決まっています。この間、病棟以外の職員2名の陽性者が発生していますが、いずれも自宅療養で厳重な健康観察を行なっています。
2月3日(木)、当院の要請を受けて埼玉県コロナ対策チーム(COVMAT)が来院され、感染拡大について丁寧なご指導をいただきました。その結果、今後新たな感染拡大が確認されなければ、週明けに病棟封鎖を解除する方向で検討しています。決まり次第、ホームページでお伝えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

東松山病院 院長 田巻龍生